僕達がやりたい農業をやる|マルホしなやか収穫感謝祭

2018年7月7日の七夕。同じ町内の農家仲間であるマルホ農園のナスケン(@maruhonasu )、そして共通の友人のすみへい(@sumihei)と共同主催でマルホしなやか収穫感謝祭」というイベントを開催しました。

ナスケンの#マルホナス、そして僕の#しなやかきゅうりがちょうど同じタイミングで収穫シーズンが終わるということで、最後にみんなで収穫してもらおう!と話した事がキッカケ。すみへいにも何か協力してもらおうと声を掛けて、企画の打ち合わせがスタート。

結局あまり積極的な告知ができませんでしたが、なんと40名近くの方に集まっていただきました。いやー、ほんとに素敵な時間を過ごすことができて感激!当日の様子をブログにまとめました。

似顔絵イラスト:農画家ナスケン

マルホ農園のマルホナス総収穫

総収穫とはその名の通り果実を全て収穫すること。作物の木は実が無くなるまで育てるのではなく、予め予定した日を境にして栽培を終了します。それは次作を予定通りスタートさせるための段取りなんです。

なので今回のように茄子がたくさん収穫できる余力があったとしても、終了予定日の翌日には木を倒してしまいます。

これまではお互いの農園で個人がやっていたただの作業。でも僕たちは地域の方はもちろんSNSを通じて全国の皆さんに自分たちの野菜を食べてもらえている。だったら最後にプレゼントも兼ねて収穫してもらおうと思ったんです。

ナスケンとプロちゃん(@protein_maeda)

受付ではすみへい手作りのマルホナス&しなやかきゅうりの葉っぱで作った名札も配布。使ったあとはしおりにも使ってもらえるように計算してました。このクオリティは高かったなぁ!

名札に自分の名前を書く子どもたち。

これはきゅうりの葉で作った名札。なんと花付き!お洒落!

うちの子供含め、小さいお子さんも来てくれてみんな楽しんでくれて良かった!帰りは参加いただいた皆さんに普段絶対に買わないレベルの大量のナスをお持ち帰りいただきました笑

収穫終わりにみんなで記念撮影。この日の撮影はやじさん(@yaji_photo)が担当してくれました。素敵な写真をありがとう!

この写真めちゃ好きだー!!

しなやかファーム見学

続いてはしなやかファームで収穫…の予定だったんですが、実はこの日まで木が持たず!前日の7月6日で終了宣言をしちゃいました。

楽しみにしていた皆さん、大変申し訳ありませんでした!

でも「収穫はできないけど、農園だけでも見てもらいたいな…」と思って声を掛けたところ、まだ来たことが無い方が数名いらっしゃったので案内させてもらいました。

この木が枯れて緑が全くない状態って、農家さんとしてはあんまり見せたくない景色じゃないかなと思うんです。だって見る人が見たら「枯れている=悪い」というイメージになるかもしれないですもんね。

僕はこれまでもきゅうりが病気にかかってしまうなどマイナスな状態も隠さず発信してきました。それは農業の良いも悪いも知ってほしいという思いがあるから。

実際に農業を自分がやってみて思うことはとにかく閉鎖的な業界。グレーな部分も多いし、選ぶ側の消費者に伝わっている情報はほんの一部だと。

僕が農業で実現したい“生産者と消費者の壁を壊す”にはまずは「知る」ということが大事だと思っています。

短い時間でしたが実際に僕がいつも作業している農園に足を踏み入れてもらい、そして話を聞いてもらうことでとても素敵なご意見もいただきました。やっぱり体験するって特別ですね。

かふぇたかのに移動してみんなでランチ

午後の部はあずさ(@cafetakano)店主のかふぇたかのに移動してみんなでランチ。ナスケンのマルホナス、僕が最後に収穫したしなやかきゅうりを使った料理の数々が並べられました。

そして僕が共同経営で関わっている名古屋の日本料理店 #栄町かせうの料理人が作っただし巻き卵も。あ、だし巻き卵食べてない…泣

そして食事のあと、みんながあずさに注文してたのはコレ。

僕が前日の打ち合わせの時にあずさが作ってくれて、それをツイートしたらすごい反響でした。確かにこのビジュアルは飲みたくなりますよね(^^)

↑ すみへいの予想大当たり!笑

でも実はこのランチタイムで実現できなかったことがあるんです。それが流しそうめん!

すみへいが中心に準備してくれた本格的な流しそうめんが天候の影響で当日ボツに…。個人的にかなりワクワクしてたんですがこれは残念!これはまたリベンジだね!

流しそうめん中止を謝罪するすみへい氏

すべて手作り!すみへい良く頑張りました!

鈴木重雄 全力パフォーマンス

収穫感謝祭をやろう!とナスケンと決めたその日、その場所にたまたま重雄も居たことで即決定しました。僕もナスケンも重雄を応援しているので即ブッキングしたんです。

実は重雄、四日市出身なんですよね!昨年のしなやかフェスに出演してくれた時はまだ知らなかったもんなー。どこか縁を感じる!忙しいスケジュールの中だったけど来てくれてありがとう!

遅れてきたので出番前に急いでそうめんを食べる重雄

全力ジャンプでパフォーマンスする重雄

あずさを巻き込む重雄

いつもの通り子どもたちにも大人気でした。重雄は2020年までに武道館ライブをする!と公言しています。その夢叶えてもっともっとワクワクさせてね!

世界で一つだけのナスコップツナギ披露

大阪から駆けつけてくれたスコップ(@scoopworldplay)がナスケンのために作っていたオリジナルツナギ、その名も #ナスコップツナギ のお披露目会!

スコップとナスケン。二人なんか似てるよね。

この日に至るまでの過程をスコップが発信してくれていました。

そして出来上がったツナギがこちら!

スコップが作ったツナギに最後、ナスケンがイラストを描き入れて完成。獅子奮迅の文字、インパクト半端ない!

この獅子奮迅はナスケンのソフトヤンキー時代のエピソードが関係しているんですが、今度はナス農家として獅子奮迅して欲しい!というスコップからのメッセージが込められています。

【獅子奮迅】

ししが荒れ狂ったように、すばらしい勢いで奮闘する様子。

他にもツナギには細かいスコップのこだわりが反映されていて、ナスケンへの愛を感じる作品に仕上がっていました。

遂にナスケンもナス色のツナギを手に入れたね!おめでとう!

すみへい発表会

続いては主催メンバーの一人、すみへいの発表会。せっかくだからすみへいにも最近の活動報告と今後の展望を話してもらおうと思ったんです。

と!その前にすみへいにサプライズプレゼントが!

当日参加してくれていたちびぃさん(@chiby_smile)、ナスケン、そして共通の友人である指圧師のヒラ(@hiran0214)の発案で #喫茶すみへい の新しいユニフォームが渡されたんです。ここでもスコップがスタイリングしてすみへいが早速着用!

みんなのチームワークがウケるwww

どんどんお洒落になっていく喫茶すみへい

喫茶すみへいを知らない方はこちらへどうぞ

改めてすみへい発表会。すみへいはその後のツイートでこんな風に振り返っています。

それを受けてこんな感想も。

すみへいは「喫茶すみへい」に続き、次のチャレンジとして #工房すみへい としても活動をはじめています。今回の流しそうめんの準備もその一環。

こんな感じで実際に工房としての拠点まで契約したり、

最近のすみへいからは好きを大事にして行動する“本気度”がバシバシ伝わってきます。

すみへいは僕やナスケンと違って会社員。雇用される側の立場で仕事をこなしながら、自分のやりたい事も実現しようとしている。そしてすみへいの大きな特徴は、この動きを会社側も応援し始めてくれているということです。

会社員としての業務を全うしながら、自分個人としてのやりたい事もやる。そしてこれからすみへいは社外の個人の動きによる成果を会社側へも橋渡しできるような、そんな新しいスタイルを生み出すんじゃないかと期待しています。

なんか、男らしくなってきたよなぁ。ほら、イトーちゃん(@SOMASOMA0416)もこう言ってる。会社員の星プロジェクト、楽しみにしてます!

ナスケンドキュメンタリー初上映

いよいよイベント最後。スコップと同じく大阪から来てくれた大ちゃん(@hashidumemo)がナスケンに密着して作成した #ナスケンドキュメンタリー の初上映会を行いました。そんな大ちゃんも三重県出身!

上映前に舞台挨拶をする橋爪大輔監督

大ちゃんが冒頭の挨拶で話した内容は、このブログに書かれていますのでぜひ読んでみてください。

ナスのケンさん

そしていよいよ上映会開始。静まり返った店内に大画面で映し出されるナスケンドキュメンタリー。

ナレーション、字幕、BGMも一切無しの30分間。上映が終わったあとの会場には、ナスケンの想いがいっぱいに溢れているような、そんな雰囲気を感じました。

ここに一人の農家のリアルがあります。ドキュメンタリーはYouTubeで公開されていますので、他にも沢山の方に見てほしい。

ナスケンという農家を知ってください。

この日を終えて、ナスケンがブログを書いてくれています。あわせてぜひ。

俺には俺がついている

僕達がやりたい農業をやる

エンディングトーク。僕とナスケンがいまどんな事を考え、これからどんな事をしようと思っているのかお話させていただきました。

僕は何回も言っているんですが、同じ町内の距離感で、同じ世代で同じ農業を営み、同じ数の子供がいて、同じ目的に向かって行動できる仲間がいることが奇跡としか思えません。

最後の挨拶をするナスケン

ナスケンが農業を通して伝えたい想いは先程のブログにある通り「野菜を身近に感じて欲しい」「野菜を通してあなたの胃袋応援します」の2つ。

そのためにいま四日市市内の小学校を中心に自分の話を聞いてもらいたいと積極的に行動しています。

そして僕が農業を通して実現し続けたいことは「生産者と消費者の壁を壊す」ということ。

素人からいきなり飛び込んだからこそ実感している業界の閉塞感を突き破る。それが全ての人が喜ぶ大きなキッカケになると信じているからです。

3月に2DAYSで開催した #しなやかフェス2018春

僕達がやろうとしていることは既存の考え方に全くとらわれません。かと言ってこれまでを否定することもありません。

いま目の前にあるものを最大限活かし、とにかくスピード感をもって実行し続ける。なぜなら僕達にそんな余裕のある時間は残されていないからです。

直近15年間で農業従事者は半減、平均年齢は70歳に届く勢い。僕たちのような30代の農家は全体の3%しか存在しません。これまでの15年とこれからの15年は全く別物。危機感しかありません。

だから自己の利益だけに繋がるようなやり方には興味が無いし、誰かに否定されても気にならないし、行動が制限されるようなコミュニティには属しません。目的地にいち早く到達するために僕達は僕達がやりたい農業をやります。

世界で最も影響力のある農家になる

僕の掲げる人生のミッションは「家族を幸せにすること」「人のためになること」です。そのために僕は農業を選択し、自分を表現し続けています。

この日、家族全員を招待していましたが、みんな前でも宣言させてもらいました。この想いはこれまでもこれからも変わりません。

自分の生き方、在り方、考え方はきっとこれからの農業にとって大きく変化する一つのキッカケになると思っているし、僕ができることが増えればもっと大きな受け皿で家族を守り、多くの人の役に立てると信じているんです。

だからもっとも早く大きくそれが実現し続けることができるよう、僕は世界で最も影響力のある農家になります。どうかこの願い、叶いますように。

最後にみんなで記念撮影!

さぁ、しなやかファーム第二シーズンが終わってこれから片付け。次作の準備もバタバタ進めながら、きっと僕の農業人生にとって転機になるであろう大きな挑戦に向かいます。

百姓二年目もなかなか刺激的な展開になりそうですよ。その話はまた別の機会に。

マルホしなやか収穫感謝祭にお越しいただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。また冬にやります!たぶん!笑

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ABOUTこの記事をかいた人

しなやん

本名|阿部俊樹。顔と想いが見えるきゅうり農園しなやかファーム代表。生産者と消費者の壁を壊します。講演家、日本料理店 栄町かせう経営、セミナー講師、しなやかフェス主催など。百姓とは百の肩書きを持つマルチな実行者。しなやかさは僕の生き方であり強さの象徴です。人生のミッションは家族を幸せにすること、人の役に立つこと。三重県四日市市出身。三児の父。